テキストを表示するタイプとして、ダイナミックテキストがあります。
ダイナミックテキストは、表示内容を実行途中で変更したりする場合に使います。
これから基本的な使い方について説明します。
テキストを表示する方法や、テキストツールの使い方については
[ テキストツールの使い方(静止テキスト) ]
を参照して下さい。
それでは、ダイナミックテキストを使う方法です。
テキストツールを選択した状態でプロパティにて選択します。
ステージに配置されたテキストフィールドを選択した状態でも、プロパティから選択できます。
テキストフィールドをステージに作る方法や、色やサイズを変更するなどの操作は
静止テキストの場合と同じです。
ダイナミックテキストを指定するとプロパティにインスタンス名の項目が表示されます。
インスタンス名を付けることで ActionScript を使ってプログラム上から操作が可能になります。
いくつかの例を実際に見てみましょう。
サンプルは次のようになっています。
テキスト1 拡大縮小
テキスト2 位置変更
テキスト3 表示 ON/OFF
テキスト4 色の変更
テキスト5 内容の変更
プログラムの内容は次のようになっています。
インスタンス名は次のように指定しています。
ゲーム制作では、文字(数値やメッセージ等)を必ずテキスト機能で表示している訳では
ありません。
グラフィックツールを使い文字を絵として描いて用意し、キャラクターの絵を扱うのと
同じように文字の絵も使います。
表現力を高めたい時には、こちらの方が適しています。
世界観に合わせた独自のフォントを使用したり、エフェクトを付けたり細かい調整が
可能だからです。
絵として使うか、テキストとして扱うかは、ゲーム作りを経験しながら覚えていけばいい
と思います。
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