レイヤーを使った表示優先の管理方法を説明します。
これから説明する方法は、レイヤー単位で行う方法であり
表示するものが多い場合には、別の方法で表示優先を管理します。
表示優先を簡単に言ってしまえば
表示物が重なったときにどちらを上に表示するか (どちらを優先して表示するか)
ということです。
レイヤーの順番には意味があります。
上にあるレイヤーほど表示優先が高く、下にあるほど低くなります。
次の例では、円のレイヤーを上に移動させると、円の表示が上になります。
ゲームのような画面では重要なものほど表示優先を高くします。
例として次のようになります。
順番を入れ替えるには、レイヤーをドラッグ&ドロップして変更するのが簡単です。
レイヤーの順番を入れ替えても
それぞれのレイヤーにきちんと配置されてなければ意味がありません。
ライブラリに登録してあるものならば、間違えて配置したものを一度ステージから削除して
改めて正しいレイヤーに配置し直す方法があります。
※ ただし、インスタンス名が設定してあった場合、再度、設定し直す必要があります。
カット&ペーストで配置し直すことも可能です。
選択ツールで対象物を右クリックしメニューから [カット] を選択
↓
正しいレイヤーをクリックした後に [ペースト] する
この方法ならばインスタンス名などの設定してあったものが、そのまま使えます。
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