VisualBasic 2017 入門
9.ハイ&ローゲームを作ろう その2
今回は [ ハイ&ローゲームを作ろう ] の続きです。
ツールボックスが必要ないとき
画鋲アイコンをクリックして、ツールボックスが開いているときには
再度、クリックすることで閉じることができます。
ボタンのテキスト表示を変えてみよう
ボタンを配置したら、一度実行してみましょう。
だいたい次のような感じで表示されます。
ボタンをクリックしてみてください。
何も起こりません。
まだプログラムをしていないから当たり前ですね。
では、実行を中断しましょう。
デザイン編集に戻り、配置したボタンをダブルクリックしてください。
すると、コード編集画面が開きます。
開かれたプログラムには、追加されたものがあります。
それはボタンを押したときに呼び出されるサブルーチンです。
この中にボタンを押したときに処理したい内容を書き込むのです。
これから、ボタンを押したら Button1 の文字が変わるように変更してみます。
今回も補完機能(インテリセンス機能)を使った入力例で説明します。
是非、実際に試してください。
bu → (Button1を選択)→ .(ピリオド)
という順番で入力していきます。
これで Button1. まで入力されました。次に
te → (Textを選択)→ (スペースキー)→ = "Hello Basic"
という順番で入力します。
" (ダブルコーテーション) は1回の入力で2つ入力されるので注意してください。
入力が終わったら実行してみましょう。
ボタンを押すと Button1 から Hello Basic に表示が切り替わります。
ボタンを配置する → ボタンが押されたら処理されるプログラムを組む
ということをやってみました。
慣れるまでは1つの手順として覚えましょう。
それから少しずつ作業の意味を理解していけばいいのです。
2つ目のボタンを配置してみよう
先ほどとは違う方法で、ボタンをもう一つ配置してみます。
デザインのタブをクリックして、デザイン編集に戻ってください。
今回はツールボックスを使わず、配置されたボタンをコピーして作ります。
ボタンをコピー(複製)&ペースト(貼り付け)するのです。
これで2つ目のボタンを配置することができました。
ボタンの名前は自動的に Button2 となります。
コピーされたボタンは適当な所にペーストされるので、マウスを使って
1つ目のボタンの下に移動させましょう。
2つ目のボタンの表示を変えよう
復習の意味もかねて2つ目のボタンのテキストも変えてみます。
Button2 をダブルクリックしてください。
コード編集画面に切り替わります。
Button2 用のプログラムが追加されました。
Private Sub Button2_Click
となっていることに注目してください。
ここにテキストを変更するプログラムを書き込みます。
Button2.Text = "こんにちは"
と入力しましょう。
実行してみましょう。
それぞれのボタンを押して、プログラム通りに表示されるか確認してください。