初心者のためのゲームプログラミング入門

プログラミングとゲームの杜

初心者のためのプログラミング入門 & ゲームプログラムの作り方入門

文系でもわかるBASIC入門

16.絵を描いてみよう

前回は基本的なグラフィック命令をいくつか紹介しました。
その命令を使って絵を描いてみましょう。

 

1. LINE命令で模様を描く

LINE命令は線だけでなく四角を描くことに使います。
次の画面の絵を描いてみて下さい。
模様のサイズや表示する位置は適当でかまいません。

basic line 四角で模様を描く

どうでしょう、描けましたか?

解答例としてのプログラムは次のようになります。

basic line 線を描く

行番号30 で、四角の厚みを12ドットとしています。

あなたが作ったプログラムと解答例とに違いがあっても
実行結果が同じなら、それも正解です。

しかし、上のプログラムも作れるように内容を理解して下さい。
他人の書いたプログラムを解析することは、レベルアップするのに
とても有効です。

 

2. リバーシゲームを描く

次の絵は割とシンプルなパーツで出来上がってます。
ちなみにゲームが遊べる仕組みは作らず、絵を描くだけです。

basic リバーシの絵を描く

LINE命令で線やBoxを描きます。

では、解答例です。

basic ボードの絵を描く方法

プログラムを見て理解が難しい場合には、1行ずつ実行してみると分かり易いと
思います。
始めに行番号20 までを入力し実行します。
次に行番号30 を入力し実行します。
このようにすれば、それぞれ何を描いているか分かります。

 

3. sinカーブを描く

数学が不得意な人には大変かもしれませんが、三角関数の sin を使って
sin カーブを描いてみます。

basic サインカーブを描く

PSET命令を使い、ドット(点)でカーブを描いてます。

Y=100*SIN(3.14159*I/180)

100を掛けているのは、半径を100ドットとするためです。
SIN のカッコ内の数値は角度の計算式です。
ここではこのように覚えて下さい。
変数Iは0度から360度まで、0.1単位で変化させていきます。

PSET(100+I,200+Y),5

100と200は線の描き出し位置となります。

パラメータとなっている各数値を変化させて実行してみて下さい。
どの数値がどのように働いているのか理解し易いと思います。

 

4. sinとcosで円を描く

CIRCLE命令があるのに、なんて無駄なことを・・・。
と思うかもしれませんが、変なことに挑戦するのもプログラミングの楽しさだと思います

basic sin cosで円を描く

sinとcosで円を描く時は、もうこのままを覚えて下さい。
行番号30 と 40 の100は円の半径です。
行番号30 だけ50にしてみて下さい。楕円形で描画されます。

PSET内の 300 と 200 は円の中心座標になります。

 

5. 不思議な模様を描こう

円を描く処理の中に、さらに円を描く処理を重ねてみるとどうなるでしょうか?

basic 円に円を重ねて描く

半径100ドットの円と半径60ドットの円を重ねて描画するプログラムです。

実行すると次のようになります。

basic きれいな模様を描く

行番号90 をJ=J+3に変更して実行すると

basic 三角関数を使って模様を描く

それぞれの半径パラメータを変更したり、行番号90 で加算する値を変えてみたりして
遊んでみて下さい。

 

6. さらに円を重ねて不思議な模様を描こう

さらに円を描く処理を重ねてみたらどうなるでしょう?
次の画像は重ねてみた例です。

basic で美しい模様を描く

先程のサンプルプログラムを元に、3つの円を重ねて描画する処理を作ってみて下さい。

解答例です。

basic 三角関数で模様を描く

行番号210 と 220 の加算値を変えるだけで模様が変わります

プログラムを書き換えて実行するのは手間が掛かるので、実行中にこの2つの値を
変更できるようにしてみましょう。

basic グラフィック機能で模様を描く

実行してみます。

basic 初心者のためのプログラミング入門

basic sin cos で絵を描く

この処理を止めるには、ESCキーを押して下さい。

 

プログラムがすばらしいのは、ちょっとしたアイデアで色々なことを形にできる所です。
サンプルプログラムを変更してみて、もっと奇抜な模様を作ってみましょう。